フォト俳句・天使の梯子

時として見る天使の梯子まるで神の呼びかけのよう

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏闌ける(なつたける)

夏闌けるまだ帰るなと猫は云う 夏闌ける(なつたける)とは 夏の盛りを過ぎたという意味です。 どの季節にも使えるはずですが普通夏の場合のみ使う。 今朝は何故か4時半には目覚めた。 幾分涼しいのかと思い、秋の気配も感じます。 明日からはもう8月、まだ…

目覚まし

目覚ましは朝の陽ざしと蝉しぐれ 最近目覚ましを掛けないせいか起きるのが遅い。 遅いと云っても7時には目覚めるが以前は5時ごろには起きた。 仕事のない老人の習慣か目覚ましは掛けないで眠る。 最近ブラックコーヒーにチャレンジしている。 若いころから珈…

真夜中

息を止め鼻毛抜く指熱帯夜 どうも句が浮かばない。 今日は更新を休もうかと思ったがつまらぬ句ができたのでアップしたい。 今日は何も予定がない。 遅くまで寝ていた。最近寝過ぎの感がある。 起きたとき、まさか死期が近いのではなかろうかと 不安になった…

午後三時

博多駅うなじに汗か午後三時 今日は二回目のワクチン接種である。 遅いのかは分からない。 ワクチン接種の現状は分からない。 若い人は風評を恐れてか打たない人も多いと聞く。 昨日も暑かった。 昨日は11667歩も歩いている。 最近歩かないものだからふくら…

夏休み

子供らは網を背に差し夏休み ブルーベリーの傍らを網を背に差し 自転車で行きすぎる子等、ああ夏休みだなあと思った。 心なしか公園も子供たちが少ない。 家で五輪でも観ているのか。 この辺りはまだまだ自然が残っている方だ。 絶えて子供らの遊ぶ姿のない…

夕暮れ

空蝉は世のはかなさか夕暮れに 蝉の地上での命は短い 大昔の人は地下で8年も9年も生きていたとは知るまい。 だが何となく盆の季節と相まってはかなさを感じる。 昨日は福岡市は36℃の暑さ、猛暑日だった。 終日家に居るのも息が詰まる。 チョッと出掛けるとう…

昼寝覚め

昼寝覚め母の居ぬ日の蝉しぐれ あの少年の頃が懐かしくもある。 母は働いていたので昼寝から目覚めるとうるさいくらいの蝉しぐれ。 オリンピックも始まった。 昨夜の開会式は圧巻だったが これだけの人が集まって大丈夫かとさえ思った。 成功裏に終わること…

夏木立

法師蝉まだ鳴かぬかと夏木立 法師蝉はツクツクボウシの異名:秋の季語 法師蝉が早く鳴いてくれないかと暑い夏木立の中で思った。 種を残すためだろう。蝉は必死で鳴く。 土の中から出てくるのには梅雨の手助けもあるのだろう。 四季の移ろいはよくできている…

夕月

夕月や蝉の声止み静かなり 浅田次郎の「夕映え天使」はなかなかの出来だった。 借りてきて、そして読んでよかったと思えるものだった。 みなさんもまだの方はおススメです。 夏の午後、暑さを忘れて読むのもまたおつなモノです。 こう毎日暑くては家に居るほ…

夏干潟

ファンタ飲みゲップする子等夏干潟 昨日は朝と昼少しだけ海に行ったのみで 殆ど家に居て昼シャワーなど浴び 借りて来た小説など読んでいた。 浅田次郎の「夕映え天使」、どうやら短編集らしい。 27日に二回目のワクチン接種がありその施設に図書館がある。 …

雲の峰

海原に風吹き渡り雲の峰 明日からいよいよ子供たちは夏休み。 そして小父さんたちは毎日が夏休み。 昨日は重い腰を上げて図書館に本を返しに行った。 電車に乗って千早の並木スクエアまで・・ そして、帰りに床屋をしてきた。何故かさっぱりした感じがしない…

海の碧

夏休み近づく頃の海の碧 昨日は日曜日だったので子供たちは 干潟の海で蝉取りならぬ、空蝉を取って廻っていた。 話しかけるとセミの抜け殻が虫かごに20個ばかり。 これはウツセミと云うんだよと教えたら「わかんない」と一言。 空の蝉と書いてウツセミ、小学…

夕立

ずぶ濡れの夕立のあと薄日差す 中学校の頃親友と共に夕立に遭った。 夏の夕立は何とも気持ちがよかったのを記憶している。 何時もの場所で魚釣りをしていた。 蝙蝠の居る洞穴に逃れたが後の祭りだった。 北薩の生まれだが枕崎に台風上陸と携帯ラジオで流れる…

魚屋

魚屋の親父の薦め鯵食らふ 句に合う写真がなかった。 コスモスが一輪二輪咲いている。 秋でもないのに咲いている様は夏にしては爽やかだ。 図書館に本を返しに行かねばと思うが行きそびれている。 少し遠いものだから億劫になる。 床屋にも行かねばと思うが…

素麺

素麺は夏の神だと君は云い 暑くなるにつれ素麺を食べる機会も多い。 まだ夏は始まったばかりだがもう素麺を食べている。 あとひと月しても夏は終わらない。 最近は「神対応」だとか、何かにつけ神を付ける比喩が多く出て来た。 最初は違和感があったがこれも…

熱帯夜

追憶の麦わら帽子熱帯夜 昨日は全国的なものでしょうか。 3時ごろからゴロゴロと雷が鳴り降りそうで降らなかった。 海に少しの間行っていたが暗くなってきたので 急いで帰ってきた。写真は昨日のモノ、雲だけを撮った。 九州は熱帯夜が続く、昼間は真夏日だ…

真夜中

真夜中に目覚めてひとり麦茶飲む 昨日は殆ど家に居た。 ラジオでもしきりに外に出ないように、水分を補給するように。と言う。 午後3時ごろ少し外に出たらもわ~~っと暑かった。 昨日は気温34℃、真夏日だった。 絵でも描こうかと思ったが気乗りがしなかった…

ステテコ

ステテコに風ゆき過ぎて蝉しぐれ 昨日も暑かった。 朝、昔ながらのステテコ姿で庭掃除に勤しむおじいさんがいた。 今は見かけない、私もステテコは持っているがユニクロのものだ。 このおじいさん何だか粋だあと思った。 颯爽として上下の白で良いものだ。日…

海石

海石に夕陽沁み込み夏は来ぬ もう既に九州は梅雨明けだろうか。 昨日から福岡市は晴れている。当分晴れの日が続く。 昨日は7時のニュースしか観なかった。 プライムビデオで「真珠の耳飾りの少女」を検索したらあったので観た。 まあ面白かった。折角払って…

蝉時雨

梅雨明けを告げ知らせるか蝉しぐれ 今朝は梅雨明けを告げ知らせるかのように蝉が遠くで鳴いていた。 ああ夏が来るのだなあと思った。南九州は梅雨明けしたようだ。 こちら福岡も晴れの予報が続く。 おや夕方になって怪しい雲が出て来た。一雨来るのか? きょ…

朝の風

散歩路空蝉ひとつ朝の風 天気予報を見ると今日から晴れの日が続く。 いよいよ梅雨も終わりだろうか。暑い夏がやってくる。 夏は暑く、冬はただただ寒く、人生山あり谷ありだ。 だが、季節にも私たちにも秋と春ががある。 賛否両論のオリンピック・パラリンピ…

蛸が食べたし

ふと思う蛸が食べたし梅雨の空 今朝はまるで台風一過のように静かに晴れている。 雲はないようだ、朝のひかりが壁に当たっている。 蛸が旬だ。食べたいと思う。 少年の頃は素潜りで蛸を捕りによく行った。 夏休みは毎日のように行っていたと思う。 毎年のよ…

遠い記憶

足に蟻遠い記憶の夏休み 梅雨もまだ終わらないのに夏バテしそうだ。 昨日梅雨の晴れ間に水たまりでも撮ろうかと出掛けたが 雨の後で物凄い湿気だった。ヘトヘトで帰ってきた。 こんなにも緑は発散するのか湿度は77%位?だった。 殆どの緑の葉は水滴を落と…

蝸牛

春菊の切る手を止めた蝸牛 冷蔵庫から春菊を出して切ろうとしたら 春菊に蝸牛が付いていた。危うく切りそうになった。 すぐに写真の藪の中に逃がしてやった。とても小さなカタツムリだった。 冷蔵庫の中は寒かったろうに指に張り付いてきた。 今のところ予報…

朝凪に廃船の鵜飛び立てり 廃船と化した朽ちた船に鵜が7羽ばかり 棲み着いている。 岸から離れているのでおおらかに羽など伸ばしている。 此処は和白干潟、渡り鳥の中継地であるので冬などは珍しい鳥も多い。 この梅雨の季節でも珍しい鳥も居て「お、おまえ…

梅雨の星

< 天窓にぽつんとひとつ梅雨の星 > きょうも福岡は降らなかった。 曇りの一日、一回目のコロナワクチン接種予約に出かけて来た。 先ほど本当に一つ、金星だろうか梅雨の星が見えていた。 星の事は詳しくないがひときわ光っていた。 ワクチン接種は千早の並…

ヤマアジサイ

< 今年またヤマアジサイや爽やかに > 今日の福岡は小雨の予報が曇りに変わった。 午後の2時ごろから夕方まで油絵を描いていた。 まだ完成ではないが少し乾いてから仕上げたい。 老人の暇つぶしには丁度いいのではと思う。少し描き溜めてみようか。 暇つぶ…

猫は待つ

< 猫の餌梅雨の晴れ間に喜びて > 子恥ずかしいくらいに久しぶりである 七ケ月も投句を休んでしまった。生きていたのか?と言われそうである。 このブログ「俳句ブログ」から「日記風のもの」に変えてみようかと思ったりしていた。 油絵など描きだした。 油…