2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
< つばくろや母に謝り泣く子供 花木柳太 > きょう駅で子供がしきりに泣いていた。 どういういきさつかは勿論分からない。 ただひたすらお母さんに謝って泣いていた。 なぜか気になってこの句を詠んだ。 その男の子の上空にはせわし気に燕が飛んでいた。 わ…
< 昼寝覚め雨音しきり猫隣り 花木柳太 > 写真は준원 서によるPixabayからの画像 こんな写真は撮れそうで撮れない? 今は晴れているが午後から雨が降る予報だ。 九州南部はひどい降りのようだ。 と詠んだが猫は飼っていないのにこのように直した。 昨夜はひ…
< 梅雨の夜の雨音静かラジオ聴く 花木柳太 > 写真は電波塔です。 よく降る雨である。時にはテレビを消してラジオを聴くのもいい。 また暫く雨の日が続く。 わたしはYouTubeのアンデス音楽とかジャズとかの音楽を うんとボリュームを落として流していること…
< 露草や子供の頃の通学路 花木安市 > きょうの句はそのままの句であります。 子供の頃は露草を何とも思ってはいなかったが こうして大人になると懐かしくまた愛おしいもののような気がします。 小さな何でもない花ですが生命力はあるようです。 今日、明…
< 梅雨晴れに雲を写して植え田かな 花木柳太 > 「植え田」とは田植えの終わったばかりの田 まだしっかり根付いていないため心もとない田に雲を写している様子を詠んだ。 きょうはとてもいい天気だ。24日までいい天気が続く。 散歩に行ってきた、外気温は24…
< 真夜中にヤマモモ熟れしブログ読み 花木柳太 > 写真はJess Foami によるPixabayからの画像 昨夜あるブロ友さんの画像に懐かしいヤマモモがあった。 子供の頃に食べられた人も居ようか? 四国から中国九州に自生するらしいから それ以外の人には馴染みが…
< 梅雨寒に山頭火読み家に居る 花木柳太 > きょうは本当に梅雨寒そのものだ 外気温は20℃だというから寒いくらいだ 雨はそう強くはないが容赦なく降っている 岩波の山頭火句集の単行本は殆ど読んではいない 「わけけ入ってもわけけ入っても青い山」 「後…
< 友送るタクシー乗り場の未央柳 花木柳太 > この花の名前は昨年知った。 友人を送りに行ったタクシー乗り場に咲いていた。 この花も夏を告げる花のように思う。 中国原産で日本へは江戸中期に渡来したとある。 よく見かけるが美しい花だ。 腰にデジカメを…
< ゆらゆらと梅雨の晴れ間か朝の蝶 花木柳太 > どうもイカンなあと思う。 写真もいい加減だが句も駄句だ。 写真は風があったのでうまく撮れなかった、と言い訳しておこう。 きょうは少し遠くにいってきた。 この二三日少しだけ暑さが和らいだような気分だ…
< 廃船に鵜の住み着きて夏干潟 花木柳太 > いつも、干潟の遊歩道に散歩に行く もう随分前からウミウが朽ち果てた廃船に住み着いている。 潮が引いて干潟が現れると何処かへ行ってしまう。 きょう、明日と雨は降らない予報だ。 だが暑い、散歩に行くのも一…
< 蛙鳴き梅雨の晴れ間か海凪ぎて 花木柳太 > この写真は勿論わたしの撮ったものではない。 「 Pixabay 」というサイトから拝借した 無料の写真素材サイトは多くあるが私はここがお気に入りである。 Jochen Schaft という人の作品らしい。 それにしても雨が…
< 甚平でまだ来ぬ夏や梅雨凌ぐ 花木柳太 > 雨が降ると幾分涼しいのか プレパトを観ていたら何だか句を作る気になった。 俳句も難しい、自然に作れればいいのだが なかなか思うようにいかない時がある。 本当は短パンにTシャツなのだが 「甚平」の季語を探…
< 入梅や野良の毛並みも濡れそぼれ 花木柳太 > 梅雨入りである 先ほどまで大降りだったが今は止んでいる。 今のうちに散歩に行けばいいものを こんなことをしている。 尤も何時降りだしてくるか分からない。 コロナに梅雨ではたまらない気分だ。 隣のアパ…
< 海岸に鶯鳴けば初夏の風 > 干潟の遊歩道に行ってみた。 いい風が吹いて、ウグイスがすぐ近くで鳴いていた。 この干潟、すぐ近くにあるが昨日は日曜日でもあったせいか そこそこの人だった。元々散歩の人は少ない。 例年早い人は2月の頃から潮干狩りをす…
< ふと見るとヤマアジサイや癒されて > 長い間このブログを休んでしまった。 事情はあったが書かないでおこう。 今年も近所の家のヤマアジサイが咲いた。 ヤマアジサイは小ぶりでささやかだ。 昨年だったか家のご主人が水やりをしていたので この紫陽花の…