フォト俳句・天使の梯子

時として見る天使の梯子まるで神の呼びかけのよう

2021-01-01から1年間の記事一覧

蜩(ひぐらし)

蜩の鳴き声侘し夕暮れか ツワブキの碧が良い感じだ。 田舎育ちの私はツワブキには弱い。 見つけるとつい写真を撮る。 私は所謂芸人という人種が最近嫌いになった。 どうして、民放は夜はバラエティー番組一色なのかと思う。 一社くらいはニュース専門番組を…

浴衣連れ

浴衣連れ粋な若者出会い橋 若者に許可は取ったが写真を乗せるのに躊躇。 まあ、私のブログなど見る人はせいぜい100人ぐらいのものだ。 中洲へ向かうらしい若者二人、粋なものだ。 今年はとうとう浴衣を着る機会はなかった。 遊覧船のたもとでサックスを吹て…

ふと涼し

夕暮れに風は誘うかふと涼し 夜などは本当に涼しくなった。 長雨のせいだろう。今日は雨もひと段落した。 明日は雨の予報だがそうそうはもう降るまい。 夜でも昼でも珈琲ばかり飲んでいる。 酒を飲まなくなって久しい。タバコも止めた。 酒の夢は見ないがタ…

虫の音

虫の音におおっ秋かと夜の道 あれは長雨の一日だけの晴れ間の日だった。 8月15日の終戦記念日の夜。 秋の虫がコロコロコロと鳴いていた。 思わずおお秋かと思った。 きょうの句は駄句と云えば駄句だ。 だが句などはそれでいいのだ。 と居直ってみる。 通り過…

夏何処

クマゼミのあれほど鳴いた夏何処 こう長雨続きでは気が滅入る。 世界中で異常気象が起きているのか。 雨の中の高校野球を少しだけ観た。 この雨では選手が可哀そうだ。 炎天の夏、長雨、コロナウイルスと家に閉じこもる日が多い。 少しだけ気温が下がって気…

I'll play the Blues For you.

Daniel Castro 長い長い雨がやんで今日は一息ついた。 明日からは無情にもまた降るという。

雨音

雨音の四方に散るや熱帯夜 何時の頃からか俳句の本が欲しくなった。 goo blogで書籍化ができるとは知っていたが思ったより安い。 週刊誌サイズ(B5)で一冊で100項の場合送料別で3700円だ。 http://www.mybooks.jp/about/pricelist/ 考えている方は参考にさ…

トンボ

トンボ飛ぶついてくるのか干潟浜 今日は長崎原爆の日。 広島長崎で34万人が犠牲になったという。 兵士ではなく市民が34万人である。 私のブログなどで話すことではないがこの数字を心にとめていたい。 核兵器のない世界は兵器のない世界を考えると分かる。 …

秋隣り

エアコンに夏バテもせず秋隣り 今日は台風が近づいているせいか 幾分気温が凌ぎやすいのか? いやエアコンを入れているからだろう。 秋隣りとはどことなく秋めいてくる立秋の頃。 しかし、暦の季節とは裏腹に暑い日は相変わらずだ。 福岡の今日は午後から雨…

今朝の秋

猛暑日に空のみ高し今朝の秋 ああ、今日はもう立秋なのだなあと思って 空を見上げたら鰯雲のような空だった。 今朝の秋とは立秋の朝のこと。 まだまだ閉口するような暑さに悩まされますが 蝉の鳴き声がひと段落したような 朝、窓を開けたとき吹き込んでくる…

油蝉

油蝉鳴き疲れたか土に果て 明日は福岡も37℃の予想だ。 今日も暑かった。 買い物に行く途中にアスファルトに油蝉が 腹を上にして果てていた。 蝉が土の上に落ちてくる季節になったのか。 矢継ぎ早に台風も近づいてくる。 今日の福岡のコロナ感染者は700人を超…

熱帯夜

雨音に目覚めてみれば熱帯夜 昨夜は大分雨が降った。 夢うつつにも降っているのが分かった。 夏の高校野球も役者が出そろった。 9日から開幕だという。 冷房もどうかすると9月まで必要かもしれない。 最近は冷夏と云う言葉は聞かなくなった。 コロナも感染拡…

夏の雨

酒に逃れたい日もあるさ夏の雨 中学の頃 「空に星があるように」という歌が好きだった。 荒木一郎を知っている人は少ないのか 加山雄三などと一緒に親友と海で歌ったものだ。 昨夕は雨だった。夏の雨は良い。 強い降りではなかったが植物には恵みの雨だった…

俄雨(にわかあめ)

俄雨逃れる人か白い傘 昨夜は雨が降ったらしい 朝6時で外気温が31℃もある。 それほど暑いとは感じないのは何故かと思う。 パソコンの外気温の知らせであるので間違っているのか。 昨夜はテレビはニュースは勿論、オリンピックも視なかった。 プライムの映画…

夏闌ける(なつたける)

夏闌けるまだ帰るなと猫は云う 夏闌ける(なつたける)とは 夏の盛りを過ぎたという意味です。 どの季節にも使えるはずですが普通夏の場合のみ使う。 今朝は何故か4時半には目覚めた。 幾分涼しいのかと思い、秋の気配も感じます。 明日からはもう8月、まだ…

目覚まし

目覚ましは朝の陽ざしと蝉しぐれ 最近目覚ましを掛けないせいか起きるのが遅い。 遅いと云っても7時には目覚めるが以前は5時ごろには起きた。 仕事のない老人の習慣か目覚ましは掛けないで眠る。 最近ブラックコーヒーにチャレンジしている。 若いころから珈…

真夜中

息を止め鼻毛抜く指熱帯夜 どうも句が浮かばない。 今日は更新を休もうかと思ったがつまらぬ句ができたのでアップしたい。 今日は何も予定がない。 遅くまで寝ていた。最近寝過ぎの感がある。 起きたとき、まさか死期が近いのではなかろうかと 不安になった…

午後三時

博多駅うなじに汗か午後三時 今日は二回目のワクチン接種である。 遅いのかは分からない。 ワクチン接種の現状は分からない。 若い人は風評を恐れてか打たない人も多いと聞く。 昨日も暑かった。 昨日は11667歩も歩いている。 最近歩かないものだからふくら…

夏休み

子供らは網を背に差し夏休み ブルーベリーの傍らを網を背に差し 自転車で行きすぎる子等、ああ夏休みだなあと思った。 心なしか公園も子供たちが少ない。 家で五輪でも観ているのか。 この辺りはまだまだ自然が残っている方だ。 絶えて子供らの遊ぶ姿のない…

夕暮れ

空蝉は世のはかなさか夕暮れに 蝉の地上での命は短い 大昔の人は地下で8年も9年も生きていたとは知るまい。 だが何となく盆の季節と相まってはかなさを感じる。 昨日は福岡市は36℃の暑さ、猛暑日だった。 終日家に居るのも息が詰まる。 チョッと出掛けるとう…

昼寝覚め

昼寝覚め母の居ぬ日の蝉しぐれ あの少年の頃が懐かしくもある。 母は働いていたので昼寝から目覚めるとうるさいくらいの蝉しぐれ。 オリンピックも始まった。 昨夜の開会式は圧巻だったが これだけの人が集まって大丈夫かとさえ思った。 成功裏に終わること…

夏木立

法師蝉まだ鳴かぬかと夏木立 法師蝉はツクツクボウシの異名:秋の季語 法師蝉が早く鳴いてくれないかと暑い夏木立の中で思った。 種を残すためだろう。蝉は必死で鳴く。 土の中から出てくるのには梅雨の手助けもあるのだろう。 四季の移ろいはよくできている…

夕月

夕月や蝉の声止み静かなり 浅田次郎の「夕映え天使」はなかなかの出来だった。 借りてきて、そして読んでよかったと思えるものだった。 みなさんもまだの方はおススメです。 夏の午後、暑さを忘れて読むのもまたおつなモノです。 こう毎日暑くては家に居るほ…

夏干潟

ファンタ飲みゲップする子等夏干潟 昨日は朝と昼少しだけ海に行ったのみで 殆ど家に居て昼シャワーなど浴び 借りて来た小説など読んでいた。 浅田次郎の「夕映え天使」、どうやら短編集らしい。 27日に二回目のワクチン接種がありその施設に図書館がある。 …

雲の峰

海原に風吹き渡り雲の峰 明日からいよいよ子供たちは夏休み。 そして小父さんたちは毎日が夏休み。 昨日は重い腰を上げて図書館に本を返しに行った。 電車に乗って千早の並木スクエアまで・・ そして、帰りに床屋をしてきた。何故かさっぱりした感じがしない…

海の碧

夏休み近づく頃の海の碧 昨日は日曜日だったので子供たちは 干潟の海で蝉取りならぬ、空蝉を取って廻っていた。 話しかけるとセミの抜け殻が虫かごに20個ばかり。 これはウツセミと云うんだよと教えたら「わかんない」と一言。 空の蝉と書いてウツセミ、小学…

夕立

ずぶ濡れの夕立のあと薄日差す 中学校の頃親友と共に夕立に遭った。 夏の夕立は何とも気持ちがよかったのを記憶している。 何時もの場所で魚釣りをしていた。 蝙蝠の居る洞穴に逃れたが後の祭りだった。 北薩の生まれだが枕崎に台風上陸と携帯ラジオで流れる…

魚屋

魚屋の親父の薦め鯵食らふ 句に合う写真がなかった。 コスモスが一輪二輪咲いている。 秋でもないのに咲いている様は夏にしては爽やかだ。 図書館に本を返しに行かねばと思うが行きそびれている。 少し遠いものだから億劫になる。 床屋にも行かねばと思うが…

素麺

素麺は夏の神だと君は云い 暑くなるにつれ素麺を食べる機会も多い。 まだ夏は始まったばかりだがもう素麺を食べている。 あとひと月しても夏は終わらない。 最近は「神対応」だとか、何かにつけ神を付ける比喩が多く出て来た。 最初は違和感があったがこれも…

熱帯夜

追憶の麦わら帽子熱帯夜 昨日は全国的なものでしょうか。 3時ごろからゴロゴロと雷が鳴り降りそうで降らなかった。 海に少しの間行っていたが暗くなってきたので 急いで帰ってきた。写真は昨日のモノ、雲だけを撮った。 九州は熱帯夜が続く、昼間は真夏日だ…