フォト俳句・天使の梯子

時として見る天使の梯子まるで神の呼びかけのよう

ツワブキの青



  ツワブキの花は好きである
  冬は花は枯れて青々としたものだけがあった。

  どこか懐かしいと思うのは田舎育ちだからか
  都会育ちの人は春の新芽が食べられるのを知らない人もいよう。

  子供の頃は母親の言いつけで取りに行った
  畑の土手や野にたくさん生えていた。

  今一度あの煮付けが食べたいものだ
  子供の頃はそれほど好きではなかったものが
  大人になると無性に恋しくなる時がある。



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