2019-02-10 実南天 エッセイ 何時もの道を外れて歩いたら 彩のない冬のアパートの軒先に 目に鮮やかな南天の実が植えられていた。 このところ寒い、寒波が流れて来ている ひと頃の暖かさは何処へ行ったのか 三寒四温を繰り返して春になっていく。 冬も楽しむべきだが動きが緩慢になっていけない 春を待ちわびるのは動物も植物も同じか。 人間だけが進化して服で調節するために毛が亡くなった それは暑い夏を乗り切るためか。 冬に楽しめるのはお洒落だけ おじさんはそういう訳にはいかない? < 裏道はあざやかなりし実南天 花木柳太 >